
横浜市のカトリック系男子校「サレジオ学院」の前身である「帝都育英学院」の、昭和27年刊行の高等学校第一学年用印刷術教科書です。

「文字の歴史」「印刷の歴史」「印刷の設備」「活字の活用」の4章から成っており、日本の「神代文字」を含む古今東西のさまざまな文字や、当時最新の技術だった活版をはじめとする印刷技術についてかなりマニアックなところまで書いてあり、その辺りにご興味がおありの方には非常に面白い本です。

図版もモノクロながらかなりの数が掲載されています。表紙は紙焼け・破れなどがありますが、造本はしっかりしていて、本文紙もかなり綺麗です。

この本自体は凸版印刷の資料として長年使われていたようです。巻末の方にある新旧漢字対照表などに赤鉛筆による書き込みがあります。また、天のところどころに見出し用の紙が貼付けられています。
大きさ:B5判365ページ
重さ:およそ700g


